廃墟を旅する 

産業遺産や戦争遺跡、時を超えた郷愁への旅路へ・・・

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

【産業遺産】旧八里郵便局

山里の小さな郵便局

旧八里郵便局
yasato031_R.jpg
山間の小さな集落に小さな郵便局があった。一見して公民館のようでもあるが、ここは【旧八里郵便局】というようだ。


yasato032_R.jpg
小さい建物だが特徴的で凝った作りがそこかしこにある。集落の中でも目立った場所だったことだろう。


yasato030_R.jpg
入り口は固く閉ざされている。
今回探索するにあたり、隣の現役八里郵便局の許可を得ることが出来た。


yasato001_R.jpg
ビクビクしないで裏口から入ろう。


yasato002_R.jpg
小さな建物だけあって内部もこじんまりとしている。


yasato003_R.jpg
小さな郵便局でも機能は同じ。ここはオフィスだ。


yasato004_R.jpg
こんな静かな集落だ。決して忙しくはなかっただろうが、郵便業務に携わる職員の声が聞こえてきそうだ。


yasato006_R.jpg
やり残しの仕事だろうか?


yasato008_R.jpg
奥の部屋を見てみよう。


yasato009_R.jpg
色あせたカーテンが陽光を遮る。


yasato010_R.jpg
こちらはオフィスの反対側。郵便物は持ってないので用もない。


yasato020_R.jpg
ひときわ凝った部屋がある。


yasato015_R.jpg
この部屋はまるで所長室のようだ。職員の執務室だったのかもしれない。


yasato017_R.jpg
別の部屋の一角は植物園になっていた。


yasato018_R.jpg
人が使わなくなった建物はすぐに腐食する。やがて廃墟になり、消えていく。


yasato019_R.jpg
自然の力の前に人の力はあまりにも無力だ。


yasato028_R.jpg
このままだとこの郵便局も無に帰すことになるだろう。


yasato026_R.jpg
歴史と思い出をその内部に抱き、今日も誰かが来るのを待っている。

【掲載廃墟一覧】
今までに掲載した廃墟の一覧へ飛べます

Twitter始めました!
これからTwitterでブログアップ情報や廃墟情報などを発信します。また、廃墟情報や心霊スポット情報など、お持ちの方はどんどん遊びに来てください!あと、自分のうちは幽霊が出る等でも構いません。

また、廃墟や心霊スポットに行きたいけど行けない!そんな方もご連絡ください。もしよろしければ、ご一緒しませんか?要望に応えられる範囲で、日本全国どこにでも行きますよ。


@tisyakiで検索するか、横のタイムラインからフォローしてください。
スポンサーサイト
  1. 2017/02/26(日) 11:47:21|
  2. 産業遺産
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

【産業遺産】美唄バイオセンター

普通の街角にある異世界の風景

美唄バイオセンター
bibai004.jpg
 北海道は偉大な廃墟の聖地である。大小様々な遺産がこの大地には残されているのだ。
 ここ美唄にも町中に堂々と巨大な廃墟がある。


bibai005.jpg
 ごく当たり前な風景に突如として現れる廃の風景。


bibai006.jpg
 そこに現れたのはまるでプリピャチの光景だった。


bibai008.jpg
 北の大地は短い夏に向かおうとする5月である。その緑の中に荒涼として朽ち果てた建物が所々に見える。


bibai009.jpg
 遠くに管理棟の・ようなものがある。


bibai010.jpg
 アメリカのゾンビドラマ(ウォーキング・デッド)で見たような建物だ。


bibai011.jpg
 未来建築もあるようだ。


bibai013.jpg
 近づくと内戦さながらに朽ちている。


bibai014.jpg
 放置車両もこの通だ。


bibai015.jpg
 地面を見ると草が倒れている。降雪ですっかり埋まってしまうためだろう。


bibai016.jpg
 内部へ侵入だ。


bibai017.jpg
 この崩壊もどうやら雪の重みによるものらしい。北国ではこうなってしまうものなのだろうか?


bibai018.jpg
 崩落が激しすぎて正面から突破できなかった。


bibai019.jpg
 お、小さな入口があるようだ。


bibai020.jpg
 ここはなんの部屋だろうか?天井が崩落してしまっている。


bibai021.jpg
 管理されなくなった建造物のたどる末路は皆同じだ。


bibai023.jpg
 美しい廃の風景じゃないか。


bibai024.jpg
 奥へ進んでみよう。


bibai025.jpg
 色のない廊下が続いている。


bibai026.jpg
 トイレのタイルが美しく輝く。


bibai027.jpg
 予想以上に風化が激しい。


bibai028.jpg
 侵入者による破壊はそれほどないようだが。


bibai029.jpg
 時間は最大の破壊者なのだ。


bibai031.jpg
 勝手にしていれば破壊が訪れる。


bibai032.jpg
 色がなくなり人の鼓動が消えていく。


bibai033.jpg
 そして廃墟になっていく。


bibai035.jpg
 綿のようなものが散らばっている。


bibai036.jpg
 殺風景な部屋。


bibai037.jpg
 崩落した正面玄関。


bibai038.jpg
 ここは通れそうにない。


bibai039.jpg
 ここまで天井が崩落するものだろうか。


bibai040.jpg
 風雪は容赦なく吹き込んでくる。


bibai042.jpg
 日が傾き、もうすぐ夜が訪れる。


bibai043.jpg
 一風変わって寮のような場所が現れた。


bibai044.jpg
 調理場もある。


bibai045.jpg
 木製の床材は苔むして劣化している。乗ったら落ちるトラップだ。


bibai046.jpg
 整然と並ぶガラスは今と昔を写している。


bibai047.jpg
 ぽつんと残された靴が強い哀愁を放つ。


bibai048.jpg
 窓の外では命が巡っている。


bibai049.jpg
 窓の中では微動だにしない時間が滞留している。


bibai052.jpg
 淡い色の階段を登って二階へ。


bibai053.jpg
 着いた。


bibai054.jpg
 ここも寮のようだ。


bibai055.jpg
 従業員が暮らしていたのだろうか。


bibai056.jpg
 なにかの破片が散らばる。


bibai057.jpg
 シンメトリーな廊下。


bibai058.jpg
 ここまで内と外の明暗は分かれている。


bibai060.jpg
 きちんと並べられた靴が持ち主の人柄を表している。持ち主がここに現れることは無いだろう。


bibai061.jpg
 奥に進む。


bibai062.jpg
 コンクリート破片妙に散らばる階段。


bibai063.jpg
 奇妙に破壊されている。これは自然の影響ではないだろう。ちょっと壊されて中止されたのか?


bibai064.jpg
 バラバラと散乱する破片。


bibai066.jpg
 どうしてこんな破壊の仕方をしたのだろうか?謎だ。


bibai067.jpg
 ここも意図的に破壊されている。


bibai068.jpg
 自然の崩壊も良いが、意図的な破壊も良い。


bibai070.jpg
 階段を降りて下へ降りる。


bibai071.jpg
 別の場所に行ってみよう。


bibai072.jpg
 こちらは別の棟に進むための連絡通路のようだ。


bibai074.jpg
 完全に崩落している。ここも意図的のようだ。


bibai075.jpg
 あたりはすっかり夕暮れだ。


bibai076.jpg
 味のある木製の建物。ログハウスだ。


bibai077.jpg
 アラームのようだ。スプリンクラーとも書いてある。


bibai078.jpg
 この廃墟、窓ガラスはみんな見事に破れている。


bibai079.jpg
 この木製の壁はすごく綺麗に見えるのだが。


bibai080.jpg
 向こう側はめちゃくちゃだ。


bibai082.jpg
 奥の部屋は変電設備のようだ。


bibai083.jpg
 こちらは。


bibai084.jpg
 現役なら危なそうな部屋だ。


bibai085.jpg
 再びの廊下。


bibai087.jpg
 激しい崩落。


bibai088.jpg
 シリーズ窓枠。


bibai089.jpg
 薄暗い廊下が奥へ進んでいる。


bibai090.jpg
 窓の外には激しく劣化したドームのようなものが見える。


bibai091.jpg
 日本全国でこんなにも非日常な空間が残されている場所がいくつだるだろう。


bibai092.jpg
 この廃墟でひときわ大きな建物に入る。


bibai093.jpg
 ここは工場という感じだ。


bibai094.jpg
 倉庫?


bibai095.jpg
 あたりには様々なものが散乱している。


bibai096.jpg
 この黒いものは怪しいが、プラスチックの容器はきのこ栽培のものだろうか?


bibai098.jpg
 バイオセンターっぽいものがわからない。


bibai099.jpg
 この謎の容器。地下壕でも落ちていることがある。


bibai100.jpg
 雪の重みには耐えられなかったようだ。大崩落をおこしている。


bibai101.jpg
 床材もところどころめくれてしまっている。


bibai102.jpg
 自然の力は偉大だ。


bibai103.jpg
 全てを飲み込んで無に返していく。世界中の兵器をフル動員しても、自然に勝つことなど到底出来はしない。


bibai105.jpg
 不思議な空間が存在している。


bibai107.jpg
 北の大地でその空間は、今も静かにそこにある。



今年最後のご挨拶
さぁ皆さん!今年も一年お疲れ様でした!

 今年は近年まれに見る波乱の年でありました。常識だと思われていたことが、ことごとく覆って行ったのです。
 英国のEU離脱、熊本等の全国的な自然災害、北朝鮮の相次ぐ挑発行為、中東情勢、オバマ大統領の広島訪問、全世界で相次ぐテロ、そしてなんといってもアメリカ大統領選の結果ドナルド・トランプが次期大統領になることです。世界は人種や宗教問題で孤立化の一途をひた走る。グローバル化の弊害がはっきりと現れ始めた世界情勢は、あたかも第二次世界大戦前夜のような国際情勢に酷似しているように思われます。このまま混沌とした世界が続けば、必ず大きな問題となるでしょう。
 来年1月、早くもトランプ大統領が誕生します。この変化が、さらなる混沌への道なのか、はたまた明るい展望なのか、今の時点ではわかりません。未来は誰にも分からないですが、2017年は波乱の年になるでしょう。

 とりあえず、来年もいい年でありますように。
 ありがとうございましたm(_ _)m

【掲載廃墟一覧】
今までに掲載した廃墟の一覧へ飛べます

Twitter始めました!
これからTwitterでブログアップ情報や廃墟情報などを発信します。また、廃墟情報や心霊スポット情報など、お持ちの方はどんどん遊びに来てください!

@tisyakiで検索するか、横のタイムラインからフォローしてください。
  1. 2016/09/10(土) 17:33:22|
  2. 産業遺産
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3

【産業遺産】旧豊後森機関庫

白銀のターンテーブル

旧豊後森機関庫
bunngo001.jpg
 昨夜から降り続いていた雪は早朝にはやんでいた。車中泊をしていたので、駐車場で目を覚ますとあたりはすっかり白銀の世界に変わっていたのだ。
そして、昔から一度は訪れたいと思っていた廃墟、「旧豊後森機関庫」も朝の冷気に包まれていた。


bunngo003.jpg
ここは九州の大分県である。
ちょうど朝もやの中を引き裂くように朝日が差し込み始めたこの場所は、日本でも屈指の有名廃墟であり、産業遺産のある場所だ。


bunngo005.jpg
遠くの山々は雪を被り、幻想的な情景を作り出す。


bunngo006.jpg
今回の廃墟を紹介したい。
この廃墟を見ても一見では何なのかわからない人もいるかもしれない。これは、鉄道遺産だ。


bunngo007.jpg
昔の鉄道といえば蒸気機関車が主流であった。この蒸気機関車というのは現在の電気機関車と違い明確に前後の区分がある。車両を格納庫へ格納しようとしたとき、前を向いて入れると、当然出すときはバックで出なくてはならなくなる。しかし、それを毎回全車やっていたのでは面倒だし、どこかで前に向けなくてはならないので効率が悪い。さらに、車両を並列に横に並べるような格納庫を作ると場所や分岐等の装置をたくさん作らないとならない。

そこで・・・


bunngo009.jpg
この装置である。これは「転車台」あるいはターンテーブルというものだ。
円形の装置はこれ自体360度回転する。つまり、この上に車両を載せて回してしまえば、戦車で言うところの超信地旋回をしているのと同じことになる。そして、線路と連接させておけばどこにでも車両を向けることが出来るようになるのだ。
さらに後方に見える格納庫にもひと工夫がある。このような格納庫は「扇形庫」という。転車台と組み合わせると場所をとらないで車両を効率よく格納できる。
このような転車台と扇形庫は国鉄時代に蒸気機関車が活躍していた時には多くの機関区で見ることが出来た。しかし、蒸気機関車が次第に電気機関車に代わって行くにつれて、転車台も扇形庫も姿を消していった。


bunngo010.jpg
現在九州にある転車台と扇形庫の組み合わせはこの豊後森機関庫だけになった。


bunngo013.jpg
第二次大戦中もこの機関庫は重要な交通の要点だった。


bunngo014.jpg
なので米軍機の空襲にあい、機銃掃射で三名の職員殉職者を出している。今もどこかに機銃掃射の跡があるようだが、自分は確認出来なかった。


bunngo015.jpg
現在この廃墟は近代産業遺産のみならず、国指定の登録有形文化財にも指定されており、その保存活動が進められている。


bunngo016.jpg
線路は撤去されてしまったが、この転車台だけでも残ってよかった。


bunngo017.jpg
降り積もった雪が特徴的な転車台の形状を際立たせている。


bunngo019.jpg
こちらは扇形庫。ライトアップされるようだ。


bunngo021.jpg
このような転車台は現存数は少ないが、中には実際に車両を載せて稼働する場所もあるので、興味があれば稼働しているものを見るのもよいだろう。


bunngo022.jpg
こちらは横壁。戦前の建物らしく窓枠が特徴的だ。


bunngo025.jpg
円形の柱が立ち並ぶ。


bunngo026.jpg
新雪を朝日が照らす。


bunngo027.jpg
錆びついたボックス。


bunngo028.jpg
廃墟というより神殿のような雰囲気だ。


bunngo029.jpg
天井は真っ黒だ。排煙のためだろうか。そして排煙のための装置がぶら下がる。


bunngo030.jpg
さぁ、本格的に日の光が差し込んできたぞ。


bunngo032.jpg
冬は太陽の光は弱くなるが、それでも力強い光の柱が出来る。何か光っているな。


bunngo033.jpg
この窓は言い表せないような風景を作ってくれる。


bunngo034.jpg
町は急速に目覚めの時を迎える。


bunngo035.jpg
良い廃墟には良い窓がある。


bunngo036.jpg
全国廃墟窓遺産でも作ろうか。


bunngo038.jpg
倉庫。


bunngo039.jpg
仕切りの向うに行ってみよう。


bunngo040.jpg
そこはさらに広い空間だ。


bunngo041.jpg
窓もずらりと円形に並んでいる。


bunngo042.jpg
ガラスがない場所には植物が巻き付いている。


bunngo044.jpg
白と黒の世界。


bunngo045.jpg
放射状に延びる光の柱。


bunngo046.jpg
朝のほんの少しの時間しか出会うことのできない瞬間。


bunngo047.jpg
まさに奇跡の瞬間に出会いた。


bunngo048.jpg
かつてはこの場所にたくさんの蒸気機関車が格納されていた。


bunngo049.jpg
現在はわずかな名残りしか残っていない。


bunngo051.jpg
だが、全てが無くなったわけではない。


bunngo052.jpg
こうして機関庫が残っていることが奇跡なのだ。


bunngo054.jpg
この風景を後世に残していく。


bunngo055.jpg
それは素晴らしいことだ。


bunngo056.jpg
熱を帯びた光で雪は少しづつ溶けてきたようだ。


bunngo059.jpg
シンメトリーで美しい光景。


bunngo060.jpg
明るさが増す。


bunngo062.jpg
強さを増す光の柱。


bunngo063.jpg
『旧和賀川水力発電所』でも感じた窓枠のマジックがここでも見られそうだ。


bunngo064.jpg
明け放たれたドア。


bunngo065.jpg
一部窓枠が外れている。


bunngo066.jpg
柱には様々な機器が残されている。


bunngo068.jpg
かつての働きが感じられる。


bunngo069.jpg
鉄道遺産らしいものも転がっている。


bunngo070.jpg
少しあったかくなってきたかな。


bunngo071.jpg
この場所にいればいるほど姿を変えていく風景。


bunngo072.jpg
一部では明暗が色濃くなる。


bunngo073.jpg
車輪。


bunngo074.jpg
眩しい。


bunngo075.jpg
この時間を大切にしたい。


bunngo076.jpg
シャッターを切り続けよう。


bunngo078.jpg
円形が広角レンズのような光景を作り出す。


bunngo082.jpg
奥に転車台が見える。


bunngo084.jpg
窓枠を余すところなく見てみよう。


bunngo085.jpg
産業は安全第一。


bunngo086.jpg
『新梨子油力発電所』で同じような光景を見たな。


bunngo087.jpg
無機質な廃墟に光が降り注ぐ。


bunngo088.jpg
床。どうやら木材ブロックのようだ。


bunngo089.jpg
自分を大切に。


bunngo090.jpg
あ、なんて神々しいのだろう・・・


bunngo093.jpg
九州にいるのに、もうすでに次の旅に意識が向いていく。旅愁は尽きることがない。


bunngo094.jpg
今はあまり見ることが出来ないモダンなライトカバー。


bunngo096.jpg
田野も山岳も町も雪化粧している。


bunngo097.jpg
ずいぶんと明るくなってきた。


bunngo099.jpg
別の倉庫があった。ここは鉄道関係の物が散乱している。


bunngo100.jpg
ここも近代遺産としての整備が進めば消えていくのだろうか。


bunngo101.jpg
少し悲しい気持ちになる。


bunngo102.jpg
光の世界へ。


bunngo103.jpg
強い光の柱が伸びている。


bunngo104.jpg
窓の外もさらに白くなっている。


bunngo105.jpg
梯子があるので上に登ってみよう。


bunngo106.jpg
わずかな足場にも雪が積もっている。


bunngo108.jpg
上からは全体が見渡せる。太い鉄骨が伸びている。


bunngo109.jpg
ここからは雪も放射状に吹き込んでいる様子がよくわかる。


bunngo110.jpg
均整のとれたものは美しい。


bunngo111.jpg
それがこの廃墟ではよくわかる。


bunngo112.jpg
そして、その人口の美しさに自然が一味を加える。


bunngo113.jpg
まさに奇跡的な巡り合わせがこの光景を作っている。


bunngo114.jpg
ひとまず下に降りよう。ゆっくりと・・・


bunngo115.jpg
この場所に登る人もそう多くはないだろう。


bunngo116.jpg
しかし、この場所に登らないとみられない光景もある。


bunngo118.jpg
空が青くなってきた。


bunngo120.jpg
すっかり朝に変わっている。


bunngo121.jpg
錆びついた転車台も眩しく照らされようとしている。


bunngo122.jpg
白と黒の世界も少しづつ顔色を変えていく。


bunngo123.jpg
一日が始まろうとしている。


bunngo124.jpg
また何気ない一日が始まる。


bunngo125.jpg
転車台を見ていこう。


bunngo126.jpg
ここで転車台を制御するみたいだ。


bunngo127.jpg
細長く赤さびた制御室。


bunngo128.jpg
白く塗装された鉄骨が奥へと伸びている。


bunngo131.jpg
この転車台がふたたび動き出すこともあるのだろうか。


bunngo132.jpg
辺り一面は白銀の世界である。


bunngo136.jpg
その色が少しづつ濃くなる。ある冬の一日。


bunngo138.jpg
転車台の説明版があった。


bunngo140.jpg
機関庫の裏側に回り込んでみた。


bunngo141.jpg
ここからでも丸みを帯びているのがよくわかる。


bunngo142.jpg
窓ガラスはところどころ割れてしまっているが、廃墟的にはそのほうが良い。


bunngo143.jpg
このごろ産業遺産たる廃墟が次々にこの世から消えてなくなっている。


bunngo144.jpg
 この世の流れ、世間の潮流がそのように廃墟をこの世から消していくのなら、それも自然の流れだ。絶対にあらがうことは出来ないだろう。しかし・・・


bunngo145.jpg
 そのように全てが消えてなくなってしまうことは寂しい限りだ。ことに、このような産業遺産まで、日本の現在の礎を築いてきた遺産まで無くなっていくことは耐え難いものがある。


bunngo146.jpg
 でもこのように後世に残る廃墟もある。そして一握りのこのような廃墟は人々の記憶にとどまり続ける。


bunngo148.jpg
 朝日に照らされた機関庫は、かつての栄光を人々に伝え続けることだろう。

 白銀の世界で産業遺産はより一層輝いているように思えたのだ。


おまけ

旧豊後森機関庫のある大分県玖珠町の観光協会のサイトに詳しい紹介がされています。そちらもご覧ください。
【http://kusumachi.jp/index.html】

【掲載廃墟一覧】
今までに掲載した廃墟の一覧へ飛べます

Twitter始めました!
これからTwitterでブログアップ情報や廃墟情報などを発信します。また、廃墟情報や心霊スポット情報など、お持ちの方はどんどん遊びに来てください!

@tisyakiで検索するか、横のタイムラインからフォローしてください。
  1. 2016/09/10(土) 15:58:34|
  2. 産業遺産
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

【産業遺産】三井美唄炭鉱変電所

月に照らしだされた北の古城

三井美唄変電所
kamui1_R.jpg
 人なんているわけがない。こんな山の中に。
 そこにあったのは中世の古城を思わせる廃墟だけであった。


kamui2_R.jpg
 見るからに壁と窓枠しか無い見事な廃れっぷりだ。この廃墟は近くにある三井炭鉱のための変電所跡だったらしい。それを思わせる遺構は今は殆ど見当たらない。


kamui3_R.jpg
 近くに寄ってみる。


kamui4_R.jpg
 半分埋まったようになっている入り口から内部に入ることにする。


kamui5_R.jpg
 空爆でもされたのか。破壊の美学を思わせる。


kamui6_R.jpg
 内部にも特に何もないが、わずかに木製の手すりの階段が残っている。


kamui7_R.jpg
 やはりこう見ると落城した城のようでもある。


kamui8_R.jpg
 廃墟趣味とは、もともと19世紀頃にギリシャ等の廃墟遺跡を巡ったことが起源であるというし、このように古城を巡ることは、廃墟趣味の基本と言えるのではないだろうか。


kamui9_R.jpg
 こんなこぢんまりとした廃墟でも、とても良い落ち着いた廃墟美を持っている。


kamui10_R.jpg
 窓枠一つとってもここにしかない。この廃墟の持つ美の形である。


kamui11_R.jpg
 この角度からの階段が好き。


kamui12_R.jpg
 もともと夕方で薄暗かったが、いよいよ暗くなってきた。


kamui13_R.jpg
 光が少なくなってくると、廃墟は別の顔を見せるようになってくる。


kamui14_R.jpg
 僅かに残る変電所の遺物。


kamui15_R.jpg
 空はまだ青い。


kamui16_R.jpg
 だが夜は確実に近づいてくる。


kamui17_R.jpg
 廃墟を照らしだすように月が顔を出す。


kamui18_R.jpg
 月は人類が生まれた時からそこにあり、おそらく人類の最後も見届けるだろう。


kamui19_R.jpg
 全ての栄枯盛衰を見ることが出来る月に少し嫉妬し、暗い山道を降りるのだった。

【掲載廃墟一覧】
今までに掲載した廃墟の一覧へ飛べます

Twitter始めました!
これからTwitterでブログアップ情報や廃墟情報などを発信します。また、廃墟情報や心霊スポット情報など、お持ちの方はどんどん遊びに来てください!

@tisyakiで検索するか、横のタイムラインからフォローしてください。
  1. 2016/03/21(月) 01:34:13|
  2. 産業遺産
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

【産業遺産】船の記憶の溜まる場所

ひっそりとした入り江に船の墓場がありました

船の記憶の溜まる場所
zousen1.jpg
 それは九州のある場所を探索中に偶然遭遇したものだ。ひっそりとした入り江に人気のない造船所のようなものがあったのだ。


zousen2.jpg
 近づいてみるとそれは明らかに廃墟だった。


zousen3.jpg
 長年の風雨にさらされたのだろうと容易に想像できるほどぼろぼろになっていた。


zousen4.jpg
 近くには漁船が転がっている。ここは紛れもなく造船所の廃墟だ。自分の知る限りでは、【伊万里川南造船所】以外造船所系の廃墟は見たことがない。


zousen5.jpg
 海に船を導くためのレールだ。進水式のときでかい船はこれで海に落とされる。


zousen6.jpg
 大屋根の下に入ってみよう。


zousen7.jpg
 トタン屋根はいたるところ穴が開いている。


zousen8.jpg
 鉄骨むき出しってやつだ。


zousen9.jpg
 ここは造船所というより船の修理屋さんという感じだな。


zousen10.jpg
 修理のやりかけの船がたくさん放置されている。


zousen11.jpg
 本来再生の場が、船の墓場のようだ。


zousen12.jpg
 天井には巨大なクレーン。


zousen13.jpg
 光と闇はどんな廃墟でも美しいものだ。


zousen14.jpg
 漁船だ。この船首のカーブが素晴らしい。


zousen15.jpg
 船と船の隙間。


zousen16.jpg
 この船たちが再び海に出ることはあるのだろうか。


zousen17.jpg
 クレーン。


zousen18.jpg
 工事用の細い木製通路。


zousen19.jpg
 通路の上からは入り江の風景が見える。


zousen20.jpg
 船の内部は木製になっているのか。


zousen24.jpg
 どれくらいここにあるんだろうか。


zousen25.jpg
 この先には様々な工作機械がある。


zousen26.jpg
 危険な階段を登る。


zousen27.jpg
 上の階からはこの廃墟の内部が見渡せた。


zousen28.jpg
 そして前面の鉄骨の残骸。


zousen29.jpg
 いつ見ても赤さびた階段の手すりは素敵だ。


zousen30.jpg
 偶然というものはいつも美しい廃との出会いを自分にもたらしてくれる。


zousen31.jpg
 そしてまたひとつ、小さな入り江で素敵な廃墟と出会うことが出来た。

【掲載廃墟一覧】
今までに掲載した廃墟の一覧へ飛べます

Twitter始めました!
これからTwitterでブログアップ情報や廃墟情報などを発信します。また、廃墟情報や心霊スポット情報など、お持ちの方はどんどん遊びに来てください!

@tisyakiで検索するか、横のタイムラインからフォローしてください。
  1. 2016/02/07(日) 00:35:28|
  2. 産業遺産
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
次のページ

プロフィール

東雲みょん

Author:東雲みょん
どうもこんにちは。東雲みょんといます。

このブログは日本の産業遺産や戦争遺跡といった廃墟を紹介しています。

日頃廃墟に旅に出ている自分です。

【掲載廃墟一覧】
今までに旅に出た廃墟の一覧です。

リンクフリーです!同じ趣味を持った人、そうじゃない人もどんどんリンクしちゃってください。

【Twitter始めました!】
廃墟の情報交換や意見交換などから、雑談まで、お話ししたいことがあったらどんどんお越しください!

検索 @tisyaki

最新記事

カテゴリ

未分類 (7)
掲載廃墟一覧 (1)
産業遺産 (25)
戦争遺跡・地下壕 (24)
廃線 (12)
廃校 (12)
廃村 (6)
宿泊系廃墟 (12)
娯楽系廃墟 (8)
不思議系廃墟 (8)
廃病院 (10)
心霊スポット (5)
廃アル風景 (2)
一軒家系廃墟 (2)
廃車館 (1)

最新コメント

twitterはじめました!

最新トラックバック

FC2カウンター

フリーエリア


バナーが出来ました。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

謎のエリア

にほんブログ村 写真ブログ 廃墟・廃屋写真へ
にほんブログ村 鉄道ブログ 廃線・未成線へ
にほんブログ村

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。