謎の巨大金庫に迫る洗心寮

富士山の周辺には当然ながら富士五湖といわれる湖が存在している。その富士五湖のいたるところに廃墟があるのだ。湖はレジャー関係で人が集まる。人が集まる場所はホテルや娯楽系の建築物が作られる。それらの中には、廃墟になってしまうものもある。今は無き伝説の廃墟である【小曲園】もこの地にあった。
今回紹介するのは、富士五湖の一つである山中湖の畔に建っている廃墟だ。かつて三洋証券という証券会社があった。しかし、バブル崩壊後に多くの会社がそうであったように多額の負債を抱えて倒産し、現在はなくなっている。その三洋証券の保養所として使われていたのが、この廃墟だ。もうずいぶん前から有名であった廃墟である。
今回初めてこの場所に来たのだが、その全貌を紹介したい。

この場所に建ち続けていた廃墟だが、その間にたくさんのことがあったようだ。みためから二階の崩壊が激しい。放火かなにかあったようだ。

ドアが開いている。ちょっと入ってみよう。

だが、入った場所は行き止まりだった。

違う扉から侵入する。

するとそこは厨房の裏扉だったようだ。

もう使われることのないであろう食器が暇を持て余す。

開放的な場所に出た。

暖炉もある。

当時はこの場所でパーティーでも開いていたのだろうか。

今は椅子が寂しく置いてあるだけだ。

出たな!この落書きに書かれた「KUKUL」という人はたくさんの廃墟にこの痕跡を残している。しかし、存在は謎である。誰か情報をお持ちの方いませんかね?

薄暗い廊下。

2014年に書かれた落書きだ。

一階に通じている階段。ここが本来の入り口らしい。

この場所から見える景色。かなりのいい景色だ。

おっと、女神さま的同人誌発見。

細い階段を上り二階に行く。

二階はかなり荒れているようだ。

ぽろぽろと崩れてしまう床。

壁が煤で黒くなっている。割れた窓から光が差し込む。

一瞬身じろぎしてしまった。ちょっと怖い廊下。

雰囲気たっぷりな廊下の先の部屋に入る。

部屋はご覧の有様だ。

室内は全焼している。そこから湖が見える。

鉄製の扉は、まるで自分を閉じ込めるかのような存在感を出している。

扉の先。なにか妖怪でも出てきそうな雰囲気だ。

保養所というだけあって部屋がいくつもある。

いい感じの部屋だ。会社の保養所というのはこんな感じなのか。当時財力を持っていた会社の名残りを感じられる。

再び廊下に出る。

先ほどとは違う白い壁だ。

割れた窓から螺旋階段が見える。

この部屋は二段ベットが並べられている。

静か時間が流れていた。

ふと二階から下を見ると一軒家のようなものがある。直感で、離れだな。と思った。

ぼろぼろの木製の廊下が先に伸びている。

たぶん会社のお偉いさんのためのものだったのではないだろうか。

以上で室内の探索を終了して外に出る。

実はこの廃墟には別に有名なものが存在している。ものすごく頑丈に作られた金庫があるのだ。正確には金庫のようなものなのだが、核シェルターにも見える。

そして、コンクリートに囲まれた一角に四角い入り口が表れた。

コンクリート打ちっぱなしの細い廊下が続いていた。

ものすごく異様な空間だ。これはいったい何のために築かれたのか。

そして一番奥にそれはあった。

フラッシュを焚いているので明るいが実際は真っ暗だ。一瞬フラッシュの先に浮かび上がった分厚い鉄製の扉はなんとも不気味だ。扉の内部の壁には謎の模様がある。会社のマークを貼ってあるだけらしいのだが、宗教施設のような雰囲気を醸し出している。
こんな状況で内部に入って扉が閉じてしまったらと思うと、どうしてもこの扉の中に入ることは出来なかった。

これが本当は何であったのかはわからない。
全てのことは、バブル崩壊と共に失われた記憶となって漂っている。
おまけ
廃墟ウォーカーのステッカー。手が込んでいるな。これと同じようなものを栃木の足尾銅山でも見たぞ。
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- 2015/05/31(日) 15:15:20|
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霧の中に現れる者横向きロッジ

福島県は横向温泉に来ています。
この有名な温泉地には、全国的に名の知れた心霊スポットが存在している。そのなも【横向きロッジ】。別にロッジが横を向いているから横向きロッジというわけではない。正式名称は「横向温泉ロッジ」だそうだ。
この廃墟は有名な心霊スポッとであるわけだから、幽霊が出る!そうに決まっている!
というわけで、さっそく侵入開始だ!

建物自体は結構大きい。壁や窓ガラスはぼろぼろだ。

見事に何もない入り口のドアから侵入。

ご丁寧に入り口の文字が書いてある。

入ってすぐのロビー。広々とした開放的な場所だ。

厨房。

長年の放置を物語る錆が目立つ。

散策してみよう。

薄暗い廊下。シンメトリーな芸術作品に見えてくる。

部屋には何もなかった。

かろうじて装飾が残っている。

トイレ。破壊されている。

な、なんだこれは!廊下の壁にお経のような文字が書かれている!

これは夜見たら不気味だろうな・・・

おっと、そうこうするうちに死亡現場到着だ。

なんの死亡現場かはしらないが、不気味な顔が廊下の端から覗いていた。

階段。手すりがあらぬ方向に曲がっている。

無機質で静寂な空間。

誰の気配も感じない。

こじんまりとした風呂場があった。

階段の下に扉が見える。

ちょっとでてみようか。

特に何もなかった。

下から階段を見る。異世界のゲートのように感じられる。

この扉から幽霊が覗いている!とかは全然なかった。

しばらく探索すると大きな空間を発見した。

大広間、と書いてある。どうやら当時のプレイルームのようだ。

要塞のような雰囲気を出している。

完全に腐食している消火器。

階段を上って上の階に進む。

さて、この廃墟個性的な落書きが多い。心霊スポットに似つかわしくない面白落書きを紹介しよう。

黒い三年生

しょぼーん

イージスガンダム

リリカルなのは

セクシーえもん。理解不能

これはかなり爆笑した。

そうこうするうちに上階に来た。

灰色の廊下が続いている。

当時は何でもない廊下の端だったのだろうが、今は廃墟美あふれる空間に代わっている。

上から見た階段。螺旋を描いている。

最上階に来た。

最上階は様子がおかしい。激しく破壊されている。どうやら火事にあったらしい。

空間を仕切っていた壁がなくなり、一つの大きなフロアとなっていた。

天井には大穴。この地方は豪雪地帯でもあるようで、自然に天井が負けたのだろう。

破壊の美学がそこにあった。

濃い緑の山を見下ろす。

結局ここでも幽霊は見ることができなかった。

だが、思いがけずいい廃墟美と出会うことが出来た。

落書きで会話するようなノリのいい廃墟をそろそろ後にする。

廃墟と心霊スポットは切っても切り離しない存在だ。
自分の身に奇妙なことが起こる日は、いったいいつになるのだろうか・・・
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あずまんが大王面白いよね!
- 2015/05/09(土) 21:13:11|
- 宿泊系廃墟
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それは一時の幻想摩耶観光ホテル

神戸市内を見下ろせる風光明媚な場所である。ここは兵庫県神戸市摩耶山。
この山の中腹に伝説的な廃墟が存在する。その廃墟はまるで、幻想のような孤立した空間と時間の中にある。
摩耶観光ホテル。
通称“マヤカン”と言われるこの廃墟は、廃墟界の紛れも無い聖地であり、廃墟の神がいると確信できる廃墟である。その所以は、細部まで施された建築美と様式、それが朽ちていく過程で放つ強烈な廃墟美があることであり、人を容易には近づけない立地条件と現在の状況が、それに拍車をかけている。
軍艦島に個人的に進入することが実質不可能になってしまった現況を考えると、このマヤカンは日本廃墟界にとって非常に貴重な存在なのである。
今回は摩耶観光ホテルを紹介する。その廃墟美を見ていくことにしよう。

摩耶山の登山口からここまで随分かかった。途中あろうことかガチの遭難をし、この場所まで辿り着いた時にはすでに夕暮れも終わりに近づき、日が沈む直前であった。このまま夜になるのかと思い、諦めの気持ちで山の尾根を歩いていると、その廃墟は突然現れたのだ。
摩耶観光ホテルの入り口が姿を表した。

ここはマヤカンの裏口に位置する階段である。
ここで、マヤカンの歴史を見ていくことにしよう。
摩耶観光ホテルは第二次世界大戦の始まる前にはすでにこの場所に存在していた。その風貌から“軍艦ホテル”と言われることもあった。戦時中、戦局の悪化に伴い摩耶ケーブルが休止されると同時に摩耶観光ホテルも休止となる。その後、戦災の傷が癒えぬまま営業は再開するが、1970年頃には一級品のホテルから学生向けの宿舎に代わり、そして1993年に静かに現役から引退する。その後、阪神淡路大震災も経験し、再開すること無く、悠久の時の人となる。

かつては皇族方も泊まったと言われるホテルが、現在はほとんど知られることなく、この摩耶山の中腹で眠りに付いているのである。

このような建造物が人知れず存在することじたい、奇跡に近いのかもしれない。

この伝説の廃墟の戸口に立って、自分は感動で震えていたのだ。

なんたることか。この空間は明らかに異質だ。このような美しい廃墟空間に出くわしたことは無い。

その全てが自分が思い浮かべる心象廃墟そのものなのだ。

一回の大広間のような場所に行こう。

マヤカンの魅力の一つは確実に窓枠だ。

とにかく窓枠が最高の廃墟美を醸し出している。

戦前の建物によく見られる窓枠はどれも美しい。

この廃墟を伝説にしているものの一つだ。

その一つ一つを見ていこう。

窓から階段が見える。

モダンな感じだ。全体的にこの廃墟はモダンだ。

さらに奥に進む。

この部屋に入ろう。

そこにも魅惑的な窓枠。

このような空間がいくつもあるのがこの廃墟のすごいところだ。

あまり知られては居ないが、薄暗い階段を下に行くと風呂がある。

もうひとり用のようだ。

この日は生憎の雨だった。

おまけに遭難の影響で薄暗い。

あまり時間がないようだ。

そして、この廃墟で一番有名な部屋にやってきた。

この部屋である。丸窓の部屋。説明不要の廃墟美である。

まさに幻想である。

その隣の部屋。

誰も座ることのない椅子が静かな空間を彩る。

実は丸窓の部屋は一箇所ではない。

ここが2つ目の丸窓の部屋である。

窓ガラスもしっかりと残っている。

再びこの部屋に戻ってきた。

次の場所に移動しよう。

いったん外に出て、階段を上に登る。

この上にさらなる廃墟美が存在する。

そして姿を表わす。

軍艦ホテルと言われた摩耶観光ホテルの正面である。

確かに軍艦の艦橋に似ている。

さっそく入っていこう。

側面の張り出し。

階段。この階段は下の階のロビーに通じている。

先ほどの張り出しの部屋。

曲線美が随所で見て取れる。

さらに奥へ。

特徴的な空間。ここは体育館のような広さの空間だ。

とにかく美しい。

曲線、窓枠、構造、どれをとってもこれほどの廃墟はないだろう。

ガラスはない。

お立ち台のような場所。

この空間だけで並みの廃墟は追随できない。

お立ち台から見る。

細長い階段と窓。

トイレ。

まわりは鬱蒼とした緑だ。

そう言えば、この廃墟には残留物がほとんどない。だが、それはあまり関係がない。

向こう側の通路が見える。

通路に降りてみよう。

だいぶ崩壊が進んでいる。実は自分はだいぶ昔に一度この廃墟に来ているのだ。その時より崩壊が進んでいるようだ。

絶界の廃墟。

いい雰囲気の通路。

これは以前から気になっていたもの。巨大なタイヤなのだが、どうやらこれはB-29の動輪らしいのだ。

「B.F Goodrich」とある。この会社は戦中、B-29用のタイヤをアメリカ軍におろしていた。どうやら本物のようなのだ。真相は、屋上にあったタイヤがこの場所に落下したものだとゆうが、なぜ屋上にそんなものがあったのかは、今も謎である。

雨が強くなってきた。

通路から内部を見る。

息を飲むような幻想的な光景だ。

開けた場所までやってきた。

煙突。

丸く張り出した特徴的なテラス。

ゲーム「フラジール さよなら月の廃墟」では、この摩耶観光ホテルを模した廃墟が出てくるが、そのさい、このテラスもでてくる。この鉄柱が印象的なのだ。

このテラスからは神戸市がよく見える。できれば、この場所で一泊してみたいものである。

破壊された電話機があった。

テラスから建物側を見る。朽ちた外装が見て取れる。

側面には、円形の窓の部屋の張り出しが見える。

テラスのそばにある部屋に入る。

ここはなんだろう。屋外のキッチンかなにかだろうか。

窓からは下の階段が見える。

ちょっと苦労して艦橋のような張り出しまで来た。

優美な曲線で構成されている。

この場所からは全体が見渡せる。

ものすごく気に入っている。丸窓。摩耶観光ホテルの特徴の一つだ。

再び下まで戻ってきた。

そろそろこの廃墟ともお別れの時間なのだ。

このような廃墟が日本にどれくらい残っていようか。これほどの廃墟美にあふれた場所が、いったいどのくらい・・・

これは一時の幻想である。日常が見せる非日常の極みである。

この場所に長くいると、日常に帰れなくなってしまうだろう。

廃墟界の憧れは、不思議な魔力を持って我々を迎えてくれる。
いつの日かまた、この場所を訪れよう。
その日まで、静かに眠れ。
祝100物件目!どうもお疲れ様です!「廃墟を旅する」の管理人、東雲みょんでございます!
数年前、ふとしたことがきっかけで始まった当ブログは、早いものでもう4年!志免炭鉱竪坑櫓に始まり、今回の摩耶観光ホテルにて、ついに100物件を掲載達成することに成功しました。これまで、いろいろなことがありましたが、ここまで来ることが出来たのは、ひとえに、このブログを見てくださっている皆々様方の支えが合ってのことです。本当に有難うございます。これからも、体力と気力が続く限り、廃墟に生き続け、記事を更新しますので、ご期待ください!
それでは、次の物件でまたお会いしましょう!
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時を超えた郷愁への旅路へ・・・
- 2014/06/24(火) 01:14:38|
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暑中お見舞い申し上げます真白き山の幻想

冬という季節はどこもかしこも色を無くし、生気を無くす季節である。夏はその正反対で、どこもかしこも色が濃くなる季節だ。こと雪山に関しては、ただ静寂だけが支配し、来るものを拒む世界と化す。
今回の廃墟は静寂に包まれた雪山で見た、幻想だったのかも知れない。
それではご覧いただこう。

一面の雪と霧に覆われた白い世界の中からその廃墟は浮かび上がった。

知る人ぞ知るこの廃墟は、かつて温泉旅館だったらしい。なぜ廃墟になったかはわからい。

そばには透き通った清水が小さな川を作っていた。

さっそく中に入ってみよう。錆びついた螺旋階段を上って行く。

廃墟内部に色は無い。ただただ静寂だけがそこにある。

廊下を進む。

ある部屋。外の光が淡く内部を照らす。

後で紹介するが、この廃墟激しい土砂崩れに会っているようだ。このように土砂が押し寄せている場所が散見される。

先ほどの入り口まで戻ってきた。

階段があった。さっそく登ってみる。

上の階の廊下。寒々とした空気に包まれている。

比較的残留物がある部屋。何故かは知らないが砂が床にある。

独特の空気を醸し出す椅子。廃墟美とはこのような小物一つ一つから醸成されるものである。

非日常。この言葉が一番しっくりと来る光景だった。

厨房。荒れている。

ここにも砂。

中央階段のある場所。砂と言うより土砂で埋まっている。これが先ほど言った土砂崩れの跡だ。

階段の先にあった廊下。土砂でかなり埋まっている。

ドアも半分以上埋まっている。幻想的な光景だ。

先ほどの階段を登って上に行く。

この階段も螺旋条になっている。なんともいい感じの階段だ。

白黒の世界。

上の階に来た。

この階も窓も無く、痛みが激しい。

清潔感すら漂う廊下。病院の廊下のようだ。

だがよく見ると残骸が散乱している。

この廃墟の見どころの一つについた。

浴場だ。

浴場には中からは行けず、いったん外に出る。

円形の風呂。当時は温かいお湯で満たされていた湯船に今は冷気が満たされている。

浴場から出て別の階段で下の階へ。

と思ったがダメだ。土砂で完全に埋まっている。
仕方が無いので上からもう一度螺旋階段で外に出ることにする。

この廃墟にもあった「食器の墓場」

白と白の世界。

では、そろそろ本当に外に出よう。

外に出た。やはり一面の白い世界。

廃墟は様々な季節で見せる顔が全く違う。この廃墟も夏に来て見れば強い日差しと緑の中で輝いていたことだろう。だが今は白い世界で沈黙している。

それはまるで廃墟が自然とともに生きているかのようだ。
今度は真夏に会いに来よう。そう思うのであった。
おまけ
あゝ風の神よ神湖の地に御神渡りスペシャル平成24年度、何年かぶりに長野県諏訪湖に『御神渡り』が現れたという情報があり、いてもたってもいられなくなったので行ってみた。御神渡りとは、諏訪湖が冬に全面凍結した際、氷が気温の寒暖差によって膨張と収縮をすることによって直線状に氷が割れる現象のことである。
この御神渡り、こう言われる背景にはある言い伝えがあるからなのだ。この諏訪湖と言えば近くにある諏訪大社と切っても切り離せないものなのである。諏訪大社は下社と上社に分かれており、上社におわす男神が、下社におわす女神に会いに諏訪湖を渡ってくる。というものだ。そして、その跡が御神渡りと言うわけだ。

一面の白い原。凍結した諏訪湖。

御神渡り?らしきものあり。溶けていた。
でも、ありがたや~

雪に覆われた神湖の地。この次は諏訪大社に行ってみた。

諏訪大社
この神社は全国の諏訪神社の総本山であり、日本で最も古い神社の一つとされている。この社は諏訪大社下社秋宮。

雪の境内

神社大好きな自分は、中でも諏訪大社が好きで、一年に数回はこの地に来ている。だが、このように雪を被った姿は初めて見た。感動である。

とりあえず拝殿でお祈りをする。

灯篭のオレンジの光、白い雪、鳥居。なんていい風景だろう。

ありがたいことに手水舎の水はお湯だった。

こちらは諏訪湖の反対側にある上社本宮。

左に見える太い柱がかの有名な「御柱」エクスパンデッド・オンバシラ!

さらにおまけ
以前紹介した
【中央本線廃線区間】の旧立場川橋梁を見てきた。

以前見たときとは違った趣がある。

下から見た光景。

雪の斜面を登る。このさい滑って死にかける

橋梁の上。白い道が出来ていた。

やはり高い。落ちたら死んじゃう!

雪で白くなった場所が印象的に浮かび上がっている。

上路ボルチモア・トラスの鉄橋。いつ来ても良いもんですね
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- 2012/08/19(日) 00:40:26|
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ヴァンガードファイトしようぜ!!ヴァンガード竜串

四国は高知県の足摺岬である。前面に雄大な太平洋が一望できるこの場所に、『ヴァンガード竜串』は建っている。
このヴァンガード竜串、昭和48年に竜串ハイランドホテルという名でオープンしたようだが、その後廃業。平成に入って再び、現在のヴァンガード竜串としてリニューアルオープンするも、どうゆうわけか2年で廃業し、今は完全に廃墟になっている。
ところで、「
ヴァンガード」というのをテレビCMでよく見ることがある。そう、何を隠そうコマーシャルでやっているヴァンガードとは、この
ヴァンガード竜串の事に他ならないのである!
もうヴァンガードっていったらこれ以外無い!
というわけで、「ヴァンガードファイトしようぜ!」という、そのヴァンガードファイトとはどういうものか、一緒に見てみよう。

ヴァンガードファイト会場入り口についた。夕暮に見えるが実は早朝。

朝日を受けて全体がオレンジ色に染まる。

ではお待ちかね、会場の内部に入ってみよう。

会場はガラスがいたるところ割られ、残留物が破壊され、床にBB弾が落ちている。ヴァンガードファイトとは命をかけた弾幕勝負なのだ。

ここでヴァンガードファイトのルールを紹介しよう。
1、生きて屋上まで行き朝日を拝む。以上。
至極シンプルで簡単そうに見えるが、数多のヴァンガラー(ヴァンガードファイトをする人たちの総称)がその命を散らした恐ろしい試練なのだ。

古代遺跡のような光景。

あまりの試練の複雑怪奇さと理不尽さから、いたるところ壁パンした後が見受けられる。

危険に満ちた一部屋に入ってみよう。

うん、良いね!
辛く苦しい戦いの小休止にはもってこいの廃墟美だ。

このヴァンガードファイト、満腹度がゼロになると死ぬ。なので「保存の壺」に入れた「おにぎり」、もしくは、「ハラヘラズの腕輪」は必須アイテムなのだ。そして、モンスターを自力で狩り採ることにより、その肉を焼いて食べることも可能。(その場合、上手に焼けました~!と言う)
シレンジャーなら誰しもが知らなければならないことだ。

さぁ、シレンはお腹がいっぱいになったところで次の部屋に進む。

何も無い部屋。たまに「モンスターハウス」という凶悪な部屋がある。それに出くわしたときにヴァンガラーの腕が試される。(例のBGMが頭から離れない。)

戦いの疲れを癒す風呂を完備する。このあたりヴァンガードに抜かりはない。
しかし、入ったら死ぬ。デロデロになる。

物語は次の階へ。

外の光が差し込む。

このような四角い窓から狙撃されるので十分気をつけよう。

見てくれよこのヴァンガードの佇まいを!これじゃまるで、ノルマンディーに建設された「大西洋の壁」じゃねぇか!完全に要塞だぜ!
このままじゃ俺達全員死んじまう、俺はこんなところで死にたくね・・・
(あるヴァンガラーの記憶)

どっからどうみても要塞だ。ここ要塞だったのか・・・

こんな厚いガラス対戦車ライフルじゃなきゃ破壊出来ないよ!

よーしわかった。ここから上は特に危険だ。いつ死んでもおかしくない。
こういうときは分かってるな、敵と戦わないで進むんだ。
スネーキングミッション開始。
・・・・・
・・・
!「スネーク!!どうしたんだ!?スネーク!!スネェェーーク!!!」

階段は螺旋状になっている。

ここは屋上、ではない。もう一段上があるようだ。

さぁどんどん行こう。

ほんとにガラスが一枚も無い。なんて激戦だ。

ついにやってきたぜラストステージへの階段だ!
準備は良いか?やり残したことはないか?「せいいきの巻物」はもったか?「せえいきの巻物」とか間違えて無いか?
いざ、突撃!!

何も無いと思ったら大間違いだ。油断するな。

おぉ、最後にふさわしいビリヤード台だな。懐かしい。あのころを思い出す。

確か9個のボールをクラッシュさせて相手を倒すゲームだったはず。非常に懐かしい。
激闘も終わった。この屋上にたどり着けたのは、どうやら俺一人のようだ。ここに来るまでに多くの仲間を失った。
ジャクソン、パーカー、メリッシュ、カパーゾ、そして、ミラー大尉・・・。みんな逝ってしまった。
やつらの分まで朝日を見よう。

ヴァンガードファイト。
それは人間の終わることのない戦いの本能であった。

今、勝利の朝日が登ろうとしていた。
おまけ 四国の原風景
まずヴァンガードから見える風景。
静かな山里を見降ろす。

足摺岬から見る朝日。四国はどこに行っても絶景を見ることができる。

朝の静けさに包まれる湾内。

神々しい光景が見られた。

あるお寺の、ある妖怪。

四国と言えば四国霊場巡りである。あと、うどん。

香川県、屋島から見る風景。

兎に角、青い海と青い空、島。

瀬戸内海には無数の島々が存在している。

ごくごく普通の風景。

どこへ行っても海が迎えてくれる。

四国の原風景。

室戸岬からの風景。夕暮。

水平線に日が沈む。
四国良いとこ一度はおいで
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四国廃墟巡り、まだまだ続くよ!
- 2012/02/17(金) 06:00:12|
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