廃墟を旅する 

産業遺産や戦争遺跡、時を超えた郷愁への旅路へ・・・

【産業遺産】鴻之舞発電所

鴻之舞に見た廃墟美

鴻之舞発電所

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前回の【鴻之舞金山】の敷地内にある廃墟がこの鴻之舞発電所だ。この発電所は鴻之舞金山の電力を担うために建築されたようだが、金山が閉山したと同時に発電所の歴史も幕を閉じた。


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結論から言うとこの廃墟は美しい。


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内部の機械類や残留物はほとんどない。しかし、廃墟美というものが確かに存在した。


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アーチ形にしてある窓枠。発電所にこのような細工をすることは現在ではないだろう。


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廃虚の何に魅力を感じるのかわからなくなることがある。


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廃虚にあるのは非日常、静寂、破壊の美学、歴史、とさまざまなものがあるが、それをひっくるめて廃墟美と呼ぶのだと思う。


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この廃墟にはそれらがすべてあった。


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廃墟の何に魅力を感じるかという答えもこの廃墟には存在した。つまり廃墟美が確かにこの廃墟にはある。


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廃墟は汚いだの、不気味だのとよく言われるが、この廃墟にそれはまったく感じなかった。


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廃墟美の一つの形がここにあると感じた。

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  1. 2010/11/29(月) 21:08:36|
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【産業遺産】鴻之舞鉱山

北海道廃鉱山の旅

鴻之舞金山

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北海道紋別市にある鴻之舞金山。
北海道と言えば廃鉱山というほど鉱山廃墟が多い地域なのだ。北海道は鉄や金、石炭といった鉱物資源に昔から恵まれており、そのため鉱物資源を掘削するための鉱山が山のようにあったのだ。しかし、戦後に入りやすい鉱物資源が海外から入ってくるようになったり、資源量が枯渇したりして閉山する鉱山が相次いだ。鴻之舞金山もそんな鉱山の一つだ。


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鉱山が閉山するとさまざまな廃墟が周辺に出来上がる。鉱山の施設そのものや発電所、運搬に必要だった鉄道線路が必要なくなり廃線になったり、鉱山で働く鉱山夫やその家族のための家、学校、娯楽施設、病院といった具合だ。
以前に旅した【松尾鉱山アパート群】は鉱山夫とその家族のための住居跡であった。


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この鴻之舞金山は当時、最盛期には金の産出量で日本2位であり、鉱山夫やその家族の人数は13000人にもなったという。しかし、戦後に入り金相場が下落し産出量も落ち込んだことから閉山となった。


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現在この鉱山に残っているのはコンクリートでできた頑丈な構造物だけだ。木造でできた建物は朽ち果ててしまった。
鴻之舞のシンボルである巨大な煙突が見えてきた。


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この煙突は焼却場のものだったらしい。


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人もほとんど来ない山の中でこの廃墟は古代文明の遺跡のようだ。


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人はいないが熊はいる。


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熊対策はしっかりと行ったほうがよさそうだ。


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それにしても静かである。


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かつて鉱山夫や家族が暮したアパート跡が残っていた。


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誰もいなくなってしまったが、昔の記憶だけは残っている。

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  1. 2010/11/29(月) 20:46:35|
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【娯楽系廃墟】天華園

北海道大陸、ここに中国の廃村が存在する。

天華園

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北海道登別市、廃墟に共通することだがこの廃墟もいきなり現れた。
しかし、この廃墟はいつもの廃墟とは様子が違う。あきらかに、でかい。


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この廃墟は「天華園」。
登別に現れた一大テーマパークとして、開園当時は沢山の人出がありかなりにぎわった。だがそのにぎわいもその一年だけだったようだ。テーマパークとしては見所にかけ、リピーターがつかなかったこともあって翌年から経営が悪化、様ざまな策を講じたが、オープンからたった7年で倒産してしまった。


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見た目からしてもわかるように、清朝時代の中国をイメージして作られている。


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なぜ北海道に中国?と疑問に思うところであるが、当時はこのようなテーマパークが日本各地に乱立された時代なのだ。


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現在の巨大廃墟は、当時の乱立で立てられた建造物がほとんどだと思われる。


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ここは、北海道じゃない。


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ここは中国。


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この廃墟のメインである五重塔が見える。あれは本当に目立つ。


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門をくぐり中庭へ。


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廊下を進む。


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北海道に行った時期はまだ秋ではなかった。しかし、紅葉がもう始まっている。


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こういう建物、テレビで見たことある。


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いい感じの風景だ。


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いよいよメインの五重塔へ。


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かなりの威圧感である。


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とても高い。ここから落下したら間違いなく死ぬ。


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上から見渡す。


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上からも手の込んだ建造物だとわかる。この廃墟にリニューアルの話はない。


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北海道のみならず、日本中でもトップクラスの大きさの廃墟だろう。



おまけ
北海道といったら、ご存知!水曜どうでしょうでございます!!
まったく廃虚と関係ないが、どうでしょうの聖地も行ってきた。
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登別の鬼
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聖地・平岸高台公園
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ユメミル、チカラHTB、とOnちゃん!

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  1. 2010/11/28(日) 13:20:06|
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【廃校】黒岩中学校

北海道大陸上陸!北の大地にその廃校はあった。

黒岩中学校

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海に面したどこまでも続く道を走っていると、道のわきに廃校が見えてきた。


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廃校になってからそんなに経っていないと思われる。残留物もあり、傷んでいる個所もほとんどない。


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北海道の冬が酷寒になることは知っている。このストーブはその対策だろう。


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窓枠にステンドグラスが作られていた。在校生が作ったのだろうか?とてもいい雰囲気だ。


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教室。かつてはここで生徒が学んでいたのだろう。


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体育館。学校に残されたものがここに集められており、さながら倉庫のようだ。


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このまま廃校として朽ちていくのだろうか?

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  1. 2010/11/20(土) 17:35:04|
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【産業遺産】二居変電所

場所は新潟県と群馬県をつなぐ三国街道、ここに謎の変電所が存在する。

二居変電所

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三国街道を走っていたらいきなり廃墟が現れた。調べてみるとここは変電所の跡のようだ。


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さっそく入ってみることにする。


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変電所であったことを示す遺構が残っていた。


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残留物などはまったく何もないが廃墟らしい廃墟だ。


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中央にある巨大な吹き抜け。これは何だったのだろうか?


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この変電所はなぜここにあるのだろうか?


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このような廃墟を遺構と呼ぶのだろう。


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二階に上がっても何もなかった。しかし、この廃墟はそれでいいと思う。


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冬になれば深い雪に覆われるだろうこの廃墟。


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あたりはただ静寂に包まれる。



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  1. 2010/11/20(土) 17:09:16|
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【廃校?】日大セミナーハウス

場所は静岡県、またもや廃墟半島伊豆にその廃墟は存在する。

日大セミナーハウス

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国道を走っていると、太平洋が見渡せる山の中腹に廃墟が見えた。ここは日大のセミナーハウスの廃墟だ。
ここでゼミや合宿を行っていたようだが、いつからか廃墟になってしまったようだ。


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内部はそれなりに荒れている。かなり傷んでいるようだ。


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使われなくなった部屋の鍵が散乱する。


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整然とならんだ机と椅子がここを大学の施設だったと伝えている。


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いい作りの風呂。円形の風呂は見栄えがいいね。


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二階に上がってきた。一階と違いあまり傷んでいる印象がない。


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何かの手跡が残っていた。猿か、それとも人間の手か?


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「廃墟に泊まろう!」という番組があったとすれば、自分はこの廃墟に宿泊するだろう。それくらいいい感じ。


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さすが廃墟半島、いい廃墟がたくさんある。

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  1. 2010/11/20(土) 16:32:57|
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【不思議系廃墟】自己啓発セミナー BE研究所

静岡県某所、ここにちょっと不思議な廃墟が存在する。

自己啓発セミナー BE研究所

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人里離れた山の中にその廃墟は存在する。なんでもここは自己啓発を目的とした団体の施設であり、大勢の人がここでその自己啓発セミナーを受けたそうだ。ちなみに、自己啓発とは自己をより高い段階に上昇させようとすることらしい。その実態は金もうけかもしれないが、この施設からは実際に有名なスポーツ選手や政治家が育っていったという。


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内部はかなり荒れている。


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この施設では自己の能力を高めるためにディベートや討論会などが開かれていたようだ。


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二階には誰かが住んでいた形跡があった。


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この施設がBE研究所といわれているのはこのような場所に書かれているためだ。なぜBEなのかは分からない。


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全く光が届かない室内に重厚な鉄の扉が現れた。この扉の中で見た光景は異様としか言えないものだった。


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まったく窓がない光が届かない部屋。


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壁一面にチョークで書かれた落書き。セミナー参加者はここに入れられたのだという。


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これがいつ書かれたか、また誰が書いたかはわからない。


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だか、一つ言えることはこの光景が狂気をはらんでいるということである。


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ここに閉じ込められて他人と批判しあうなんて考えたら頭がおかしくなりそうだ。


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過去、この施設で暗いセミナーが行われていたのかと思うと怖くなってきた。

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  1. 2010/11/14(日) 00:49:36|
  2. 不思議系廃墟
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【戦争遺跡】陸軍調布飛行場の掩体壕

場所は東京都調布市、ここに帝都防空の歴史が存在する。

陸軍調布飛行場の掩体壕

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町の一角にポツンとコンクリートの塊がある。これは飛行機を敵の空襲から守るためのもので「掩体壕」という。何故ここに掩体壕があるのか?それは、ここが戦時中に陸軍の帝都防空の任を受けた調布飛行場の近くだからだ。
陸軍調布飛行場には陸軍の三式戦闘機飛燕を始め、多数の航空機が配備され、帝都に侵入したB-29といった敵航空機を迎撃していた。掩体壕は飛行場の滑走路の周りに沢山配置され、天井がある有蓋掩体壕や天井が無い無蓋掩体壕等が存在した。その中のいくつかは今でも現存しているのだ。


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この掩体壕は保存が決定しているようで現在そのための工事をみたいだった。


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コンクリートでしっかりと建造されている。敵の戦闘機の機銃掃射やロケット弾攻撃、小型の爆弾攻撃なら中の航空機を守れるだろう。


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中をのぞいてみると後ろ側が貫通していることが分かる。


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調布飛行場の門柱。これは当時の陸軍飛行場だった時のものだ。
調布飛行場は終戦時、アメリカ軍に接収され、後に日本に返還されて、現在も調布飛行場として運用されている。


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飛行場の隣の公園内にある保存されている掩体壕のひとつ。これを見ると飛行機がどのように格納されていたのかわかる。絵に描かれている飛行機が三式戦闘機飛燕だ。


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わかりやすい模型が展示されていた。
この飛燕が所属していたのが「飛行第244戦隊」という飛行隊で、実際にB-29の迎撃に飛び上がり、体当たり攻撃などを敢行して戦果をあげた。


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帝都防空は東京が爆撃され尽くされて目標がなくなったことから終了してしまった。
終戦から2010年の今まで、東京の空に敵性爆撃機が現れたことはない。しかし、確かに65年前に壮絶な帝都防空空中戦があったことをこの掩体壕は後世に伝え続けている。




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  1. 2010/11/13(土) 18:58:18|
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【宿泊系廃墟】下田御苑ホテル

「廃墟半島伊豆」、さまざまな廃墟が点在する中の一つ。

下田御苑ホテル

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国道を走っていると大きな建物が見えてきた。それは見るからに廃虚だった。
この廃墟は下田御苑ホテル。廃墟半島にいくつもある中の廃墟のひとつであり、これも経営難で倒産したらしい。


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この廃墟には沢山の残留物が残る。操業が停止したその時のまま時間は止まっている。


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しかし、この廃墟かなり危険だ。廃墟には心理的に危険なところと物理的に危険なところがある。ここは明らかに物理的に危険だった。建物はかなり傷んでおり、いたるところ壁や天井が落ちていた。


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廃墟は魅力的な場所であるが、同時に大変危険な場所でもある。廃墟に行く際はそのことを十分に理解して行ったほうがいいだろう。


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このホテルにはバンドの練習ができる部屋がいくつもある。経営難のおりに集客を望んで作ったのであろう。重厚な防音扉が今では完全に無用の長物になっていた。


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この廃墟の不思議スポットがこの部屋。ここは別名「過激派の部屋」と言われている。その理由は花火が散乱し、それを解体して中の火薬を取り出していた痕跡があるためだ。この程度の量ではたいした爆弾などできないだろう。ここにいた人は作業途中にどこへ行ってしまったのか。


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最上階にある部屋。ここはやけにゴミなどがなく、綺麗な感じがした。


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景色が綺麗な廃虚だった。


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  1. 2010/11/13(土) 18:10:59|
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【宿泊系廃墟】下田グランドホテル

「廃墟半島伊豆」、さまざまな廃墟がある中のひとつである。

下田グランドホテル

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伊豆半島は別名「廃墟半島」と呼ばれている。大小さまざまな種類の廃墟が存在し、その分布も半島全土に及ぶ。これは伊豆半島が反映していた時期に多数建てられた、あるいは、昔からあった旅館やホテルが平成不況のあおりを受けて次々と倒産した結果だろうと思う。
その中に今回の下田グランドはある。


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さすがは廃墟半島、巨大廃墟がゴロゴロしている。


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この廃墟は放置されてからどのくらい経っているかわからないが、内部は以外にも綺麗だ。


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広い宴会場。当時はここで沢山の人が盛り上がったのだろうか?


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今では静寂が支配する。


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窓からの眺め。街並みが見下ろせるいい眺めだ。


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ちょっと手直しすればまだ使えそうだが、見えない所は雨漏りなどで相当傷んでいる。


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廃墟になってしまっては内部への侵入自体立ち入り禁止なのだ。


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廃墟でたびたび目にする光景。建物内部に植物が生えているところを見ると人間が全ていなくなったら建物は簡単に植物に浸食されて自然に帰って行くのだろう。


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廃虚は自然に帰っていく。それに例外はない。

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  1. 2010/11/09(火) 10:29:32|
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