廃墟を旅する 

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【産業遺産】清越金山

木造建築が織りなす夢のような廃墟空間

清越金山

IMG_3627_R.jpg
場所は静岡県西伊豆、やはり廃墟半島はだてではなかった。
今回紹介するのは、「清越金山」である。伊豆半島には金山がいくつか存在する。その中のひとつだ。この金山は近年まで操業していただけに保存状態がよく、小規模ながらも良好な廃墟だ。全体はいくつかの階層に分かれており、金山独自の変電所も有している。
なんと言ってもこの廃墟の見どころは木造建築の良さ、である。自分は三重にある白石鉱山に行った時それまでにない衝撃を受けた。規模・廃墟の良さ・廃墟美、どれをとっても一級品の廃虚だったからだ。今回の清越金山ではそれににた衝撃を受けた。それはこの廃墟が、整った木造建築廃墟であったからだと思う。


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規模は小さいといっても階層が何階かあるために複雑な構造をしている。


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それでは、お邪魔してみよう。


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近年まで操業していたというが崩壊は進んでいる。木造建築故、あと数年か数十年で無に還るだろう。


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今この廃墟にこれて本当に良かったと実感している。


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廃墟美と破壊の美学が混在するこの廃墟では、あるものすべてが美しい。


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掘削した土砂を捨てるためにトロッコが使われていた。これはそのトロッコの軌道である。


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錆びて朽ちていく軌道を見ていると、心が落ち着いていくのがわかる。


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美しき木造廃墟は二階層に続く。


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手すりも木造構造物だ。


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錆びたベルトコンベアーが現れる。もうその車輪を動かすことはない。


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木造の階段。


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上から見た様子。


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木造廃墟というものがこんなにいいと思ったのは小倉沢小学校以来だ。


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ここは廃墟である。だがしっかりとした木造手すりは、まだやれる、と訴えていた。


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巨大な発動機が見える。


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上部構造部にぽつんと一つだけあった木造ベンチ。もう誰も座ることもないであろうベンチに鉄製のコイルだけが乗っていた。


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何に使っていたのか良く分からない構造物。


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トロッコと廃墟。もはや芸術品とも言えるほどの空間だ。


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この金山は独自に変電所を持っている。もはやそれも廃墟になってしまったが。


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変電所の入り口に到着した。なんとも言えない幻想的な入口だ。


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そして再び息をのんだ。


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動くことのない機会群が物言わぬ廃墟となって鎮座している。


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ここは、まさしく廃墟だった。


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しばしこの空間に出あえたことを感謝したほどだ。


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もう何もかもが廃墟美を強くはなっている。


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一種近代美術のようだ。


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もう動くことは永久にないであろう機械達は、それでもなお自分の存在を主張する。


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我々が働いた歴史を、そして現在も生き続けているのだということも。


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残念なことに自分にはこの老雄達を的確にカメラに収める腕は持ち合わせていない。写真で表現できるような廃墟ではなかった。それほど強い廃墟の力を感じる。


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機械の整備を怠ることは無かったことだろう。しかし、今その役目を完全に終えた機械達に永い、いつさめるともわからない眠りの時が訪れた。


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そろそろお別れの時間である。


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冬の山々はかつての金山を隠し、永い冬を越え、春を迎えようとしていた。







  1. 2011/01/29(土) 03:45:04|
  2. 産業遺産
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
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コメント

廃墟美と破壊の美学が混在するこの廃墟では、あるものすべてが美しい。

素敵な表現ですね!
写真で表現できるような廃墟ではない廃墟、ぜひ自分の目で見てみたい。
あと、白石鉱山は三重県ですよ!
  1. 2011/01/31(月) 23:42:50 |
  2. URL |
  3. キョン #-
  4. [ 編集 ]

キョンさん

自分は案外破壊の美学から廃墟に入ったような気がしますねで、廃墟美と破壊の美学は一体のものとして考えてるのかもしれません。

三重ですか!ぼんミスです\(^o^)/
ありがとうございます。
  1. 2011/02/01(火) 01:32:51 |
  2. URL |
  3. みょん #-
  4. [ 編集 ]

伊豆市の大仁金山には行った事がある・・・その時は放置されて年月が経ち不気味だった。
現在では坑道は塞がっています。
  1. 2014/03/06(木) 11:57:11 |
  2. URL |
  3. フーガ #43mdhuVM
  4. [ 編集 ]

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  1. 2016/07/20(水) 23:04:41 |
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  1. 2016/07/20(水) 23:29:28 |
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