場所は岩手県、雲上の楽園にそれはある。生活学園

前回の
【松尾鉱山アパート廃墟群】の一角に存在する生活学園。かつてここは松尾鉱山に住む小・中学生が通う学校だったが、閉山した後は生活学園という施設になった。
その生活学園も今は廃墟となっている。

校舎の中はとても暗い。窓に板が打ちつけてあるせいだ。

アパート廃墟とは違い、近年まで使っていただけあってそれなりにものが残っている。

それでもいたるところ破壊されて当時の面影はあまりない。

生活学園には巨大な体育館が存在する。この体育館は一階と二階に分かれた二階建て構造になっており、非常に頑丈にできている。

体育館内部。サバイバルゲームに使っていたのだろう、バリケードが作られ、床にはBB弾が散乱する。

廃墟でしか見られないオブジェ。これは破壊行為なのだがガラスに突き刺さる椅子なんて普通ではお目にかかれない。

体育館の二階部分。

コンクリートの柱が目立つ。

この生活学園で有名な、通称「赤い部屋」。マネキンもここにあった。
探索を終えて
雲上の楽園と言われた松尾鉱山には、最盛期に一万人以上の人が暮していたようだ。
そこに暮していた人たちにはそれぞれの生活があり、また子供たちはこの学校に通っていたのだろう。
しかし、ここに通う学生はもういない。
テーマ:廃墟系 - ジャンル:写真
- 2010/10/27(水) 01:28:33|
- 廃校
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