場所は岐阜県、ここに異国の廃校がある。東濃朝鮮初中級学校

岐阜県土岐市のある小高い丘の上にその学校はある。
この学校は普通の日本の小中学校とは少しというかかなり違う。いわゆる「朝鮮学校」といわれるもので、その実態は、朝鮮民主主義人民共和国の思想統制下に置かれた学校だ。つまりこれは日本の教育を受ける学校ではない。

なんでそんな学校がこの日本になるのか?それは複雑な過去の経緯があるのです。知りたい方は調べてみると面白いかもしれない。
この朝鮮学校の廃墟は日本にいくつか存在するが、この学校はそのひとつである。廃墟になった理由は生徒数の減少による経営不振だという。

まぁ、まづは中に入ってみる。

この廃墟は傍目からもわかるように残留物がほとんどない。しかし、校舎の作り方が面白いのだ。
なぜこのような造形で校舎を作ったんだ?と疑問になるほど造形が面白い。

いい雰囲気なのだ。

ガラスのない窓から町を望む。

階段を下りて下の教室へ。

この学校にはいたるところにこのような薬の瓶が転がっている。ビンに書いてあるのは「湧強精」。直訳すると「湧きます強精」となる。中国語らしいが一体なぜこれが小中学校にあるのだろうか?

家庭科室だろうか。もうここには誰もいない。
テーマ:廃墟系 - ジャンル:写真
- 2010/11/02(火) 09:53:09|
- 廃校
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